花の少ない秋〜冬を楽しませてくれる、シルホーサ系の、
「シルホーサ ジングル・ベル」の鉢植えです。
支柱などの、枝をからませるものを使わずに、少し高いところ、
ここでは、ウッドデッキの手すりに置き、
そのまま枝を枝垂れさせています。
ただこれだけ。
ただこれだけで、なんか、いいんですよね〜
重たくなく、柔らかく、自然でかわいいです。
小輪、ベル形の花、ならではの楽しみ方でしょうか。
カチッ、となりすぎずに、
ゆるい雰囲気、あそびがあって、好きです。
ただし、高いところに鉢植えを置く場合は、
その固定には注意してください。
場所によっては、風で倒れないように、何らかの固定は必要です。
また、年間を通しての管理は、枝垂れさせたままの状態で、
行っていく必要は、必ずしもなく、
花後や夏の落葉期(夏に休眠・落葉します)は、支柱をつけ、
枝を誘引した状態で管理し、花の時期に合わせて、
支柱をはずし、上の写真のようにいろいろあそぶ感じ、
でもいいかもしれません。
自由にあそんでくださいっ!!
ビチセラ系(小輪、四季咲き)の、
「エトワール・バイオレット」(紫)と、
「マダム・ジュリア・コレボン」(赤)の組み合わせです。
どちらも昔から愛されている名花で、
間違いのない組み合わせですね〜。
花形、花の大きさに近いものがあり、
性質も似ていて、開花時期も重なってきます。
鉢植えでも、庭植えでも育てることができ、
強く丈夫な品種なので、初心者にも安心の組み合わせです。
この組み合わせが庭やベランダでパッと咲いていたら、
目を引きますね。
※生育環境や肥培管理の違いにより、
同時期に開花しない場合もありますので、予めご了承下さい。
これは、確か数年前に、「クレマチスの丘」に行った時に、
撮った写真だと思います。
それほど高くない、膝高位の、コンクリートの壁に、
ホームセンターで売っているような金網を取り付け、
そこに、常緑クレマチスの「ウロヒラ ウインター・ベル」や、
「アーマンディー」のような種類を植えて、
伸びた枝をからませています。
数年経った今では、きっときれいな緑の壁に、
なっているんじゃないでしょうか。
素っ気ないコンクリート壁でも、
こういうシンプルな金網で、一気に、
空間的に、ダイナミックになります。
金網自体の存在感が、きつくないので、
まわりの雰囲気を邪魔しなく、
いろんなものと合わせられて、いいと思っています。
(錆びる金網だと、また別の雰囲気が出ます。
個人的には錆びは好きなので)
ちなみに、この金網は、うちで販売している、
「ガーデンフェンス」に近いですね。
一輪挿しとか、フラワーベースとか、
雰囲気のいい空き瓶とか、何でもいいと思いますが、
クレマチスの花、果球(花後の種)、葉を、
庭やベランダから切ってきて生け、室内に取り込んでみると、
外で見ていた表情とは変わり、また、これも、いい、
と、いつも思います。
剪定した時など、多少終わり加減の花でも、
意外に、よかったりもします。
外で見ているときの印象に、こだわりすぎず、
思い切ってやってみると、予想外のよさを発見できます。
花は、もちろんですが、
枝が、葉が、動きある表情を、つくってくれます。
ただ、適当に、投げ込むだけでも、雰囲気は出ますっ!
庭の花がまだ見頃でも、花後の剪定を早めにするつもりで、
やってみるのもいいタイミングです。
誘引している時に、間違って切ってしまった枝を、
生けるのもいいです。
ジャックマニー系(中輪、四季咲き)品種と、
ビチセラ系(小輪、四季咲き)品種の組み合わせのイメージです。
どちらも枝の伸びのよく、暑さ、寒さに強い品種が多いです。
どこで枝を切ってもいいタイプなので、管理を一緒にできるので、
系統の違いを気にする必要はありません。
写真のように3、4品種ほど組み合わせて、花形、花色に多様性を出すと、
表情が複雑になり、奥行きが出て、とても見ごたえある空間になります。
ちなみに植え込む時の株の間隔は、40〜50cmはとった方がいいのですが、
とれない場合は限りなく近くに植えてもOKです。
もしくは、一つの植え穴に2株植えてもOKです。
その場合、その後の生育において、枝の茂り具合などで差が出てくると思うので、
その際は、強すぎる方の枝を間引いて、全体のバランスをとるとよいです。
※生育環境や肥培管理の違いにより、
同時期に開花しない場合もございますので、予めご了承下さい。
パテンス系(早咲き大輪系)の、
「晴山(はるやま)」(白)と、
「ザ・プレジデント」(紫)の組み合わせです。
花形、大きさが似ている2種で、
どちらも、大輪品種の中では、返り咲き性が強く、
花後の剪定(株の半分くらいで)と追肥で咲きます。
(株の充実具合にもよりますが)
枝も太めで、性質も強め、
クレマチス・ビギナーでも、安心して育てられる、
安心の品種ですね。
使い方としては、鉢植えでもいいですし、
庭植えで、オベリスクやフェンスにも向きます。
コンパクトにまとまりがちな大輪品種の中でも、
この2種は枝の伸びがよいので、おおらかにフェンスなどに
からませても楽しめます。
※生育環境や肥培管理の違いにより、
同時期に開花しない場合もございますので、
予めご了承下さい。
パテンス八重系(早咲き大輪系)の、
「アークティック・クイーン」(白)と、
「キリ・テ・カナワ」(紫)の組み合わせです。
豪華な八重ながら、爽やかな色味で、
すっきりとした雰囲気も醸し出します。
八重ならではなの、花持ちの良さも、
もちろん、楽しめます。
比較的低めの位置から花を咲かせるので、
庭植えで、オベリスクや小さめのフェンスに合わせてもいいですし、
鉢植えで、コンパクトに楽しむこともできます。
株の充実にもよりますが、
花後すぐに株の半分くらいの位置で剪定し、
同時に肥料を与えると、2番花も咲きます。
ぜひチャレンジしてみてください!!
※生育環境や肥培管理の違いにより、
同時期に開花しない場合もございますので、
予めご了承下さい。
奥のバラは、「つる アイスバーグ」、
手前のクレマチスは、「晴山(はるやま)」と、
「ドクター・ラッペル」。
ウッドデッキを壁面、もしくは、
フェンスみたいに使えるよう、
ホームセンターで、安い金網を買ってきて、
取り付け、その足元に植えました。
クレマチス同士の株の間は、50〜60cm、
バラとの間は、2m近くになっています。
ちなみに、クレマチスの生育初期の、枝の伸び出し用に、
竹の支柱を立て、そこを枝がつたっていき、
金網に到達するようになっています。
岩手県花巻市東和町、この辺では、
これらの品種とバラが、一緒に咲いています。
6月20日前後です。
金網を取り付けたウッドデッキは、横方向に広いので、
クレマチスに関しては、誘引も何もあったもんじゃなく、
まさに適当で、細かく誘引をし続け、繊細に、
なんてことはしてません。
はじめのとっかかりとして、方向付けの誘引をしてあげるだけで、
後は自分でからみ、ある程度広い空間を使って伸び、
自然な姿で咲いています。
もう少し狭い空間ですと、ある程度誘引してあげて、
クレマチスが自分の枝で絡まり合うのを、ほどいてあげる必要が出ますが。
ただ、誘引を忘れてるだけ、と言えば、
そうなんだけど、一応、
このワイルドさがいいよね、と言うことにしています。
「マダム・ジュリア・コレボン」(赤花)と、
「篭口(籠口)(ろうぐち)」(紫花)の組み合わせです。
写真の通り、ほぼほぼ同時に咲かせることが可能ですね。
花色のコントラストもおもしろいですし、
何と言っても、花形の違いが生み出す表情にグッときます。
どちらも昔から人気のある、名花の組み合わせです。
強健で育てやすく、多花性なので、初心者にも安心です。
鉢植えでもいいですし、庭植えで、
フェンスや、アーチに絡ませるのに向きます。
※生育環境や肥培管理の違いにより、
同時期に開花しない場合もございますので、
予めご了承下さい。