昔から及川フラグリーンで働く、
千葉さんの、クレマチスの楽しみ方は、
さすが、ベテランの域。
自分で、挿し木もしつつ、
鉢植えやフェンスなど、家の周りは、
クレマチスでいっぱいだ。
それだけでなく、半日陰の庭には、
シラネアオイやエビネなどの、
植物もあり、かなり、いい。
花盛りの時期の写真ではないけれど、
そのかっこよさは、伝わるだろうか。
発泡スチロールの挿し木床や、
鉢植えで養生中の苗も含めて、
木の周りには、時間の経過がつくる、
落ち着いた、余裕のある、よさがある。
「育てている最中」と「観賞中」の境がなく、
そのどちらもがあって、庭で、うらやましい。
挿し木の様子。
赤玉のみに、挿しているよう。
他の植物の小苗もあったりで、
これだけで、小さい庭だ。
これが、1年後、2年後、
庭に植えられるか、鉢に植えられるか、
苗を養生しつつ、それを今後どうやって、
楽しもうか、庭をみながら、計画を立てること、
すごく、贅沢で、創造的で、
園芸や庭の、「あそび」の醍醐味だと、
心から、思う。
奥の垣根から続けて、
野菜用の緑の支柱でフェンスをつくり、
そこにいろいろなクレマチスをからませている。
緑の壁ができている。
こんな感じで、咲いている。
株元は、雑草と野草のミックスで、
その緑の感じが、また、いい。
家の際に置いた鉢植え。
今回の挿し木のメモ。
日にち、品種、本数が書いてある。
広告の裏紙。
かっこいい。
花が咲いて、きれいな時をもって、
今が楽しむ時間です、
と言い切っている感じがなくて、
全てが、しかも、枯らすなど、失敗も含めて、
楽しむ時間です、と言っているような、あり方。
こういうパートさんに支えられている、
及川フラグリーンでもあると、
改めて、思う。