ジャックマニー系(遅咲き大輪系)の、
「ニオべ」を、隣家との境にあったり、道路との境にあったりする、
フェンスに絡ませた様子です。
住宅街で見かけた咲き姿。
これは想像がつきやすいのではないでしょうか。
クレマチスを買ったからといって、
必ずしも、オベリスクや、トレリスを購入し、
それに絡ませなくても、いいのです。
既にある、フェンスに絡ませるだけでも、
その場の雰囲気が変わり、いい感じになります。
既にあるものに絡ませてみる、
とても、おすすめです。
ジャックマニー系(遅咲き大輪系)の、
「ニオべ」を、隣家との境にあったり、道路との境にあったりする、
フェンスに絡ませた様子です。
住宅街で見かけた咲き姿。
これは想像がつきやすいのではないでしょうか。
クレマチスを買ったからといって、
必ずしも、オベリスクや、トレリスを購入し、
それに絡ませなくても、いいのです。
既にある、フェンスに絡ませるだけでも、
その場の雰囲気が変わり、いい感じになります。
既にあるものに絡ませてみる、
とても、おすすめです。
知人のお宅の庭です。
ラティスと言われる、木製のフェンスです。
扇形をしているものが多いですが、
写真で使われているのは、庭植え用の割と大きめのものです。
それを、壁の前に設置して、
ビチセラ系の「アルバ・ルグジュリアンス」を植えています。
その前には、何種類かの草花を植えています。
目を引く空間になっていますね。
木の質感、クレマチスと草花の組み合わせ、
非常にいい感じです。
一緒に植えられた草花は、
クレマチスの株元を直射日光から保護し、
地温上昇と乾燥を抑制してくれます。
これだけで、クレマチスの生育は向上します。
ラティスと壁の間には、わずかに隙間があって、
枝がからんでいます。
ラティスは、市販のものでもいいし、
細い木を買ってきて、自分でつくることもできます。
意外に簡単にできますよ。
及川フラグリーンでも、サイズのサンプルとして、
市販のものを1つ買ってきて、それを参考に、
サイズを微調整して自分達でつくったこともあります。
そういうDIYも含めて、楽しいですよね〜
「そうだ、あれにからませよう!!」
って、思った瞬間、テンション上がっただろうな、
と、これを道ばたで、見つけた時、思いました。
後側に、高さ2mくらいの、
コニファーのプランターがあり、
その手前に、クレマチス「ミゼットブルー」の、
2株植えのプランターを置き、伸びてきた枝を、
コニファーにからませています。
撮影時は既に夏、1番花の後に伸びてきた枝の先に、
2番花が咲いていますが、花後の種の数からすると、
1番花の時にはけっこうな数が咲いたようで、この組み合わせ、
立体感、最盛期に見たかったなぁ、と悔やみました。
今の花は、こんな程度。
なんだろうなぁ。
決して、いわゆる、オシャレ、じゃないし、
カッコイイ、わけでもないし、
カワイイ、でもないし、
でも、その発想というのか、
クレマチスの、「枝」、「からむ」、
「立体感」、「空間性」みたいな、
アイデアで、いろいろなことができる、
奥行きの部分を、ちゃんと楽しんでいる、
そういうことに触れた時の興奮は、案外、
こういう所に、潜んでいるな、
と、道ばたで、立ち止まりました。
クレマチスは、ハッとさせる、
と、つくづく、思います。
いろいろな宿根草と一緒に植えている「ロゼア」
それほど新しくなく、前からあるのに、
あまり使われない、クレマチスの草花タイプ(木立性)ですが、
見直したいですね〜。
すごくいいですよ。
「インテグリフォリア系」という系統があり、
そこには「草花タイプ(木立性)」と「半つる性」があります。
こちらは、半つる性の「パミアット・セルツァ」
圃場内の階段に寄りかからせています。
必ずしも支柱などに誘引するのではなく、
こんな感じにラフに仕上げてしまうのもいいもんです。
芝生の中に植え込んだ「シザイア・プティッサ」
そこそこ枝が伸びる半つる性ですが、
地面を覆うように、グラウンド・カバーとして使っています。
あらためて、どうして、
クレマチスの「草花タイプ(木立性)」、「半つる性」が気になっているか、
・誘引が楽(草花タイプだと誘引の必要がない)
・開花時期が割と早いので、バラとほぼ同時に咲くものがある
・アーチの足元などに植えると、上の方で通常のつる性のクレマチスや、
バラが咲き、低い位置でこのタイプの花が咲く
・誘引のための構造なしで植え込むと、動きが出て、
他の植物との組み合わせを楽しめる
・花後の剪定と追肥で2番花がちゃんと咲く
・強い、育てやすい
「インテグリフォリア系」は、
「動き」と「意外性」のクレマチスで、
どこに植えるか、何と組み合わせるかで、
表情がいろいろ変わってきます。
どんどん実験してみようと思います!
ちなみに、2〜3年生の4.5号苗を植えてから、株ができて、
見ごたえが出るのに、2〜3年は、かかるかなと思っています。
もちろん、1年目から花は咲きますが、庭で存在感が出るのは、
少し時間がかかります。
株元から出る枝数が増え始めると、最高ですっ!!
ウッドデッキの柵に、ホームセンターなどで売っている金網をはり、
外側にクレマチス2品種を植え、伸びてきた枝をからませています。
品種は、ジャックマニー系「ハーグレイ・ハイブリッド」と、
ビチセラ系「マダム・ジュリア・コレボン」。
どちらも、強健で育てやすい優秀な品種ですね〜
からませる空間(この場合は金網の面積)がある程度広いと、
あまり細かく誘引しなくても、それなりの見栄えになります。
自然に伸びる枝と、そのからまりでそれなりになるんですよ。
この写真も、ほとんど誘引の手を入れられなく、自然状態です。
鉢植えや枝をからませるスペースが狭い場合は、
伸びる枝をたまに誘引してあげると、おさまりがよくなります。
オリエンタリス、タングチカ系(小輪、四季咲き)の、
「タングチカ ランプトン・パーク」が、
大きな樽に植えられ、
階段脇に沿って置いてあります。
生育旺盛で、伸びが良いので、
高さ3m弱の階段脇を覆うようにして、
咲き誇り、上り下りするたびに、
良い香りを楽しめます。
従業員にも、とても好評でした。
この系統は、基本的には、
地植えを薦めていますが、
大きなコンテナであれば、
このように、十分花をつけ、楽しめます。
同様に楽しめます。
フラミュラ系(小輪、一季咲き)、
垣根に絡ませ、見事に咲き誇らせた様子です。
夏の終わりから、秋にかけ、
香りよく、見事に咲くので、
垣根が見ごたえあるものになります。
他のマキシモウィッシアナ類、「仙人草」で、
同様に楽しめます。