鉢植えで、クレマチスを育てている場合、
スペースの都合などで、
これ以上鉢の大きさを替えられない、
という場合が、あると思います。
そういう場合でも、鉢サイズをそのままで、
土だけを新しくして、リフレッシュさせると、
翌年の生育が、ずっと良くなります。
以下を参考に、行ってみてください。
8号鉢で育てていた、クレマチスです。
昨年は植え替えを行わなかったので、
このままで2年経っています。
鉢のサイズを、もっと大きいのに、
植え替えられればいいのですが、
そうできない場合もあると思います。
(ちなみに、これは強剪定の品種で、
植え替え前に、株元から30cm位残して、
それより上は、剪定しておきました。
弱剪定の品種の場合は、くれぐれも、
強く剪定しないように)
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根が詰まっていると、鉢を取るのが、一苦労です。
鉢の周りを、軽くたたきながら、少しずつ抜き取りましょう。
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株元に気を使いながら、丁寧に取り出します。
植え替え後1年以上経過した鉢植えの場合、
写真のようにしっかりと、根がまわっています。
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鉢は、今までのものを使います。
再使用する前に、病気の感染などを防ぐために、
きれいに洗っておきましょう。
鉢底の水抜きの穴の部分に、ネットを置きます。
水を与えた時に、土が流出するのを防ぎます。
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取り替えるための土を用意します。
自分で配合でもいいですし、培養土でもOKです。
ちなみに、土に迷うようであれば、
及川フラグリーンおすすめの、
「クレマチス専用培養土」をどうぞ!
今回もそれを使います。
その培養土に、元肥として、
「アゾマイト・ガルテン」と、
「グアノ・ガルテン」を混ぜます。
元肥は、しっかり与えてください!!
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鉢底に、元肥を混ぜ合わせた培養土を入れます。
鉢の大きさにもよりますが、4〜5cm位は入れましょう。
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株の周りの、古い土を落とします。
できるだけ、根を傷つけないよう、
注意し、かるくたたきながら落とします。
もむようにしてもよいでしょう。
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このように、だいぶ土を落とします。
無理に全て落とす必要はありませんが、
できるだけ、古い土を落とした方がよいでしょう。
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株の周りに、元肥を混ぜ合わせた培養土を、
丁寧に入れていきます。
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隙間ができないように、
土を落ち着かせながら、少しずつ入れてください。
ここでは、鉢を台に、トントンとさせながら、
入れていきました。
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最後に、株元に、
病害虫の忌避効果を期待できる、
「ニーム・ガルテン パウダー」を撒きます。
植え替え直後から、病害虫対策を施します。
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表土に、軽くすき込みます。
撒いてから1週間前後で、白いカビ状のものが現れますが、
これは、「放線菌」という、今後の生育に有用な菌ですので、
間違って取らないように!!
「放線菌」が出てきたら、よしよし、なのです。
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植え替え、完了です。
植え替え後には、土をなじませるために、水をかけますが、
寒い今の時期は、朝、夕には、かけないようにし、
あたたかい昼間に、与えるようにしてください。
土が凍るような寒さでなければ、
厳寒期の1〜2月を除いて、植え替えできます。
この記事を見つけるタイミングが遅すぎて、果たして気づいていただけるのか…いやいや、それでもやらねばなりませんので、やります!しかも無謀にも応用編で(苦笑)。
本日、以前及川さんのナーセリーで購入させていただいた、カザグルマを植え替えます。調子が悪くて、根っこが心配…地上部がヒョロヒョロなのです…。なので、思いきって鉢のサイズを大幅ダウンさせてみます!失敗したら、また買いますね(笑)。ありがとうございました。
投稿情報: アスカ | 2018年10 月 9日 (火) 06:17